こんにちは。
トートタロットアテュ(大アルカナ)の人物像を連載しています。
きょうはアテュNo.2女司祭についてお話ししますね。
No.2女司祭のカードは月を表しています。
女司祭はギリシャ神話で月の女神のアルテミスで、
エジプト神話の女神イシスにあたります。
カードで光のベールを被った女性の姿が描かれていますが、
これは知識や知恵、無意識の世界を表しています。
女司祭はとても知性があり理性的な人。
どんなときにも冷静さを保とうとします。
自分に自信を持っているため、
内心では
人を見下す一面を持っています。
そのため
時として
人に対して冷淡な態度で接することがあります。
また
自分の感情を我慢するあまり、
抱えていた感情を抑えきれず
ヒステリックな言動になることも。
女司祭は直感力や霊感力に優れており、
神の言葉を具現化する力を持っているのです。
だからむやみに動くことはなく、
常に自分の心の声に耳を澄ましています。
動かず静かに状況を観る。
多くの人と交わらず、ひとりでいることで心が落ち着きます。
でもいつだって心は自由。
だけど時々、
言い知れない孤独感に襲われることだってあります。
女教皇は
自分を見つめ、自分を愛し、自分を信じることで
揺るぎない心を貫く人なんですよ。
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